イラストレーター・画家・グラフィックデザイナーの峰雪mineyukiです。
大変ありがたい事に筆メーカーの名村大成堂さまより新作筆『Renard(ルナール)』をご恵投いただきました。
名村大成堂さまにはいつも細やかに気にかけていただき、本当に有り難く思っています。制作を応援していただき感謝の言葉もございません。
2022年にご恵投いただいた『Norme(ノルム)』『Raffine(ラフィーネ)』のレビュー記事はこちら↓
『Renard(ルナール)』は2024年6月中旬より販売開始との事で、一足先に現物に触れさせていただきました(本記事は2024年6月初旬に執筆しています)
大変美しい筆です。とても使いやすい。
『Renard(ルナール)』について (名村大成堂さまの解説をお借りしています)
レビュー
操作性がよく柔らかい線が引けます。柔らかくも適度にコシがあり、水含みが良いのでスーッと描けます。
動物の毛並みや、人物画の髪やまつ毛の描写に特に使いやすいように感じました。
ボタ落ちしない程度に筆にしっかり絵の具を含ませて、ある程度一気に描写していくのがおすすめかなと思います。何度も絵の具を筆に足さなくて良いので一息に描ける為、水彩の色の境界が綺麗に表現できます。
「Sketch」
ダイナミックな描写から繊細なぼかしもスイスイです。かなり細い線も引けます。
「Fine」
手首を使った長めのストロークもスイ〜ととても滑らか。細かい描写も勿論GOOD!
実際にRenard(ルナール)で描いてみた
早速ルナールを使用して一枚描いてみました。
シルバーフォックスの毛を使用している筆という事で、私がキツネの絵をよく描く事から名村大成堂営業さんからお贈りいただいた経緯から最初の一枚は銀狐にしてみました。
実際に描いている様子の動画
完成!
Renard(ルナール)お勧めです!
水彩がはじめての方からプロの方まで幅広くお勧めできる筆です。
個人的には既に絵を描かれていて、お手元の筆を増やしたい方に特に勧めたいと思いました。
持っていれば間違いなく絵幅が広がる事と思います。
ついでに勝手に宣伝。
ちょうどこの週末に私の地元広島の画材イベントにもいらっしゃるようです。
ほか全国様々な画材イベントにも出展されています。
名村大成堂さま X(Twitter)アカウント:https://x.com/namurataiseido