2019年7月セルフ研修東京旅①水族館編

イラストレーターの峰雪mineyuki(@mnyk_canis)です。

博物ふぇすてぃばる!5出展に併せて、7/19〜26の期間、東京の博物館関連施設や個展、ショップを巡って、セルフ研修・取材をしてきたので記事にまとめました。

長くなったので今回は水族館編として、

すみだ水族館
しながわ水族館
サンシャイン水族館

に行ってきたレポをば。
個人的に素晴らしいと感じた部分を中心にレポしていきますので、
あまりポピュラーな生き物にフォーカスしたレポではないので悪しからず。

都会の水族館、なかなかに味わい深いものでしたよ。

すみだ水族館

公式サイト:http://www.tokyo-solamachi.jp/enjoy/spot/sumida-aquarium.html

入ってすぐの淡水の水槽がとにかくうつくしい。

ヤマトヌマエビを執拗に観察していたのは私です。
一度にこんなにヤマトヌマエビを見たのは初めてで、個体差の観察をする良い機会になりました。とにかくいっぱいいます。
一心に水草を濾しとって食事をしたり、時々思い立ったようにフヨフヨと泳ぐ姿に大変癒されました。

淡水水槽の担当の方のセンスなのか、この水槽の水面を見上げた時の景色が幻想的で大変うつくしい。
ここだけでも時間が許す限りいたいくらい。
水草の生命力をここまで伸びやかに展示している担当飼育員の方のセンスと労力はもっと賞賛されてほしい。

時間があまりないのに、ヤマトヌマエビの水槽の前にずっといたので他の展示はあまり見れていません。
ペンギンの浮いている姿を間近で観察できる展示が個人的に良いなあと思いました。
すみだ水族館にはマゼランペンギンがいます。

金魚の品種改良の歴史などの特別展をしていたのも、お子さんが沢山群がって見ていて良い企画だと思いました。
金魚だけの金魚水族館とかあったら楽しそう。

余談ですが、すみだ水族館がスカイツリーの施設の一部だと接近するまで気が付かず、思いがけず真下から眺めることができました。
\高い/

しながわ水族館

公式サイト:https://www.aquarium.gr.jp/

日本のサケ科好きには堪らない水槽が入ってすぐの所にあって、ものすごくテンションが上がりました。
珍しく自然光が入る位置に展示がしてあり、光が差し込むと鱗に日光が反射して燦然と煌めく様は息をのむほどうつくしい。
ちょうど光の差し込む時間帯に鑑賞することができて、見ていて上流の綺麗な川を泳ぐときのことを思い出しました。

”生きているものを展示する”ことはとても難しいことが多いと思います。ですが、この水槽は本当に川のなかを覗き込んだような、活き活きとしたヤマメ達のすがたを見ることができて担当の飼育員さんの努力に感謝です。

それからこちらの水族館、アオウミガメがとっても観察し易いです!

シロワニの水槽の前にもう少しゆっくり居たかったのが心残り。
ガラス越しとはいえ、ほぼゼロ距離で見るシロワニには畏怖心を掻き立てられます。

サンシャイン水族館

公式サイト:https://sunshinecity.jp/aquarium/

優雅でスタイリッシュな”飛翔”を見せてくれているのはケープペンギン。
ペンギン水槽のロケーションが東京ならでは!で興奮しました。
このディスプレイ立案したひと天才だと思う。

この写真の雰囲気が気に入ったので、いつかこういう感じの作品がつくりたい。

大水槽のトラフザメとウツボだけで100枚は写真撮ったり、この大水槽前が居心地が良くて結構長居してしまった。

この大水槽で行われていたダイバーのお姉さんが魚の紹介をしてくれるショー。ダイナミックで楽しめました。魚の名前も覚え易い。
あと、ダイバーのお姉さんが完全に人魚なので、そういった創作をされる方の参考にもなりそう。

円形の水槽で真下からクラゲを観察できるコーナー。
トンネル型の水槽と併せて、クラゲの動きをより立体的に観察できて良かったです。

古生物好きに嬉しい肺魚。
たまたま活発に動いていたので 沢山動画を撮りました。
(こちらはミナミアメリカハイギョ)

まとめ

東京の水族館、コンパクトな造りが多いですがキチンとそれぞれ見所があり、少し休憩がてら立ち寄るにも、がっつり長居するにも楽しい水族館でした。

制作資料としてどっさり写真や動画も撮りましたが、やはりなるべく生きている本物に触れたいもの。
また上京する際は時間をつくって立ち寄りたいです。

海の生き物作品があまり多くないので今後力を入れていきたいところ。 今回、資料を沢山ゲットできたので、今後の制作に活かす所存です。

セルフ研修東京旅、続編はまた後日更新します。