イラストレーターの峰雪mineyuki(@mnyk_canis)です。
私は動物を描くイラストレーター/アーティストなので、必然的に動物の資料が沢山必要になります。
書籍や写真集なんかを参考にすることも多いのですが、やはり百聞は一見に如かず。
実物が実際に見れる場合は、生きている本物の動物をなるべく自分の目で観察しに行くことにしています。
動物の観察をしに、全国様々な動物園に出かけるのですが、動物が遠くにいたりひとが多くて檻やガラスに接近できないこともしばしば。
また、細部をもっとよく観察したいときもあります。
そこで重宝するのが、双眼鏡と望遠レンズ!
今回は、実際に私が資料収集・観察用に使用している機材をご紹介します。
美術館や博物館でも持ってると便利ですよ!
間違いなく、今年買ってよかったものベスト10に入る買い物です。
双眼鏡
双眼鏡は世界が変わります。少なくとも私は変わりました。
1000円くらいのオペラグラスでも、景色の見え方がまったく変わって見えて結構興奮しますが、メーカーの出している双眼鏡は別格です。自分で買ってみて実感しました。
使用しているのは「SIGHTRON SAFARI」
眼鏡を掛けたままでも使用できます。ド近眼眼鏡マンにはありがたい。
5倍と倍率の高い双眼鏡ではないのですが、視野角(見える範囲)が狭すぎず酔いにくいです。見え方もとってもクリア。
動物の全身を見るのにちょうど良いです。
あと、割と暗い場所でもハッキリよく見えました。ナイトサファリでも活躍しましたよ。
動物園といったシチュエーション以外にもその辺を歩いてて、
「あのカラスなんかしよるけど、遠くてよう見えん!(広島弁)」とかいう時にもカバンに双眼鏡を忍ばせておけば、後から家に帰って「結局あいつなにしよったんじゃろ(広島弁)」とモヤることもありません。
双眼鏡を持って散歩に行くのもいろんな発見があってとても楽しいですよ。
月をこれで覗くと流石に倍率が不十分ですが、表面のクレーターなんかは確認できます。
望遠レンズ
使用している一眼レフは「SONY α350」
友人から譲ってもらった愛機です。
いままでは動物が近くにいない場合は、広い範囲を↑の単焦点レンズかiPhoneで撮って、あとから動物のいる部分をカットするという方法で動物を撮影していました。
その友人と動物園に行ったときに望遠レンズで撮ってるのを見て、いいなと思い購入。
使用しているのは「SONY SAL75300」
望遠レンズはちょっと高いですが、300mmを買っとくと動物園での撮影なら十分過ぎるほど。
かなり遠くてもハッキリ撮れます。

余談ですが、望遠レンズを装着した一眼は結構重いです。
頚椎が弱い私には首掛けスタイルはキツかったので、↓のような肩掛けタイプのストラップを使用しています。
見た目は結構ガチっぽくなりますが、負担を軽減できてオススメですよ。
私が実際に使用しているストラップはこちら
まとめ
双眼鏡と望遠レンズを持って動物園に行くのは最高です。
見慣れた動物もすぐ目の前かのような距離感で観察すると新しい発見があります。
スケッチをしに行くのであれば、双眼鏡だけでも持って行くととても捗りますよ。
望遠レンズ大活躍で毎日楽しいので、次はマクロレンズに興味があります。
絵描きとしては、虫の細部とかの画像、資料で欲しいじゃないですか。
あと、双眼鏡ももうひとつ、倍率が違うものも持っていたら楽しいかなと思っています。